omoriの備忘録

気になる話題についての意見、勉強したこと、仕事で学んだことを綴っていきます

夢の島

夢洲」という名前を最近よく耳にする。

読み方は「ゆめしま」である。

 

夢洲は2025年大阪万博のメイン会場となる人工島だ。

 

では夢洲はどこにあるのか
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大阪市西部の、海の上にある。

隣の咲洲(さきしま)と舞洲(まいしま)から車で来れる。

 

私はなんでこんな不便なところで万博を開くのかと疑問に思った。

 

この疑問は衛星画像を見るとなんとなく解決できる。
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夢洲は殆ど空き地であった。

つまり、広大に土地が余っていたから万博に活かせると大阪府は考えたのだろう。

 

しかし、さらなる疑問が湧いた。

「そもそもなんで空き地の埋め立て地があるの?」

 

夢洲は1988年、大阪府の「テクノポート大阪」計画によって作られた島だ。

当時はまだバブル経済、臨海部にもニュータウンができて賑わうだろうと大阪府は考えた。しかし、バブル崩壊によりニュータウン計画は白紙になる。それでも夢洲負の遺産にしないために2008年のオリンピック開催に向けて夢洲を選手村にしようと提案した。しかし、2008年のオリンピックは北京に決まり、これまた失敗。

 

現在はコンテナターミナルが東側にあるのみで、他は活用されてない空き地である。

 

そこで2014年に松井知事が大阪万博の誘致に向けて動きだしたのである。

見事誘致に成功し、夢洲の活用が決まった。

 

ようやく未来が見えてきた負の遺産夢洲だが、最近また新たな動きが見える。

 

第一に夢洲へとつながる鉄道の開通である。

大阪メトロ中央線がコスモスクエアから路線を伸ばして夢洲へと繋がるだろうと予想されている。その理由は既に夢洲咲洲を結ぶ鉄道トンネルが開通しているからだろう。建設費も安く済みそうだ。

 

京阪中之島線夢洲へと繋がるのではないかという噂がある。

しかし、こっちは建設費も高く非現実的と思われる。

 

第二に、IR誘致の構想がある。

日本ではまだカジノは認められてないが、大阪維新の会はカジノ誘致に向けて積極的に動き出している。

IRが実現すれば、さらに大阪は活気を見せ、東京よりも外国人で溢れるのではないかと個人的に期待をしている。

 

大阪は今でも様々な再開発計画があり、これからの大阪が楽しみだ。

 

おーわり!